がりがりボードゲームおかわり

ボードゲームに関してがメインです。その他雑記。

ボードゲームと出会ってからの2年3か月を振り返る

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初めておばけキャッチをやった時、信じられないくらい盛り上がった

■ホームボードゲームスペースの閉店の報を受けて

今月末、私が足繫く通ったホームボードゲームスペースが閉店することとなりました。

このお店がなければ私がボードゲームと出会うこともなかったでしょうし、このブログも存在していなかったでしょう。

これを機に、私がボードゲームと出会ってからの2年3か月(R1.5~R3.8)を振り返ってみたい思います。

 

■初めての訪問時プレイしたゲーム

そのボードスペースに行くまではボードゲームはほぼやったことはなく、ゲームバーでパーティゲームをいくつかやったことがある程度でした。

初めて参加した日は「重ゲー会」でした。

私が訪問したとき、「ヌールフィヨルドの3人卓が始まろうとしていたので、そこに4人目として混ぜてもらいました。

 

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今でもとても好きな作品

 

早速、人生で初めての「インスト受け」を経験したのですが、ルール量の多さに驚きました。また、今となっては考えられないですが「ワーカープレイスメント」というメカニクスがゲームが始まるまでイマイチよく理解できなかったと記憶しています。

ゲームが始まると周りのプレイヤーに手助けいただきながらなんとかプレイでき、完走したのですが結果は最下位。ゲームバーでやっていたパーティゲーム寄りのゲームはかなり勝てていましたし、デジタルを含めゲームに関してはそこそこ自信があったので、正直ルールを聞くまでは勝てるだろうと踏んでいました。あっさりと最下位になったことで、自分よりゲームが上手い人がこんな田舎にたくさんいることの不思議、ボードゲームの奥深さを感じました。

その日は、その後チケットトゥライドをプレイし帰宅。

これが私とボードゲームの出会いでした。

 

ドミニオンとの出会い

初来店後、対面で一緒にボードゲームをする楽しさにすっかりハマり毎週のようにお店に通ったり、近所のオープン会に参加し始めました。(田舎なのにオープン会が意外と充実していました)

その頃は新しいゲームとの出会い=各メカニクスとの出会いとなっていたので、ルールを聞くたびに「なんでこんな面白いことが考えられるんだ」と唸っていました。

例えば、

・スシゴーパーティ→ドラフトゲームでの出会い

・コードネーム→言葉遊び伝達系との出会い

・宝石の煌めき→拡大再生産との出会い

翡翠の商人→競りゲーとの出会い

その中でも過去にカードゲームが好きだった私が特に感動したのが

ドミニオン→デッキビルディングとの出会い

でした。

「デッキを組み立てていく」ことをゲームに落とし込むという今までに出会ったことがない発想で、インストを聞いた時点で大興奮しました。

オンラインでもプレイできることを教えてもらい、この時初めてボードゲームで「一つのタイトルをやり込むこと」を経験しました。

ドミニオンに関しては身近に拡張をたくさん持っている方も居たんですが、そこまで活発なコミュニティではなく、拡張の深みにハマる、ということはありませんでした。もしもそういったコミュニティがあればきっとドミニオンをメインで遊んでいただろうと予想できます。

ボードゲームこの半年で結構いろいろ触ったけど、初めてやった時ルールが面白すぎて衝撃的だったの3つ挙げるとするとドミニオン、コードネーム、マルコポーロかな~

2019年10月25日·Janetter

 ボードゲームデビュー半年ごろの呟き

 

■初めての重ゲー「SCYTHE サイズ 大鎌戦役」

ボードゲームをやり始めて約一か月でとうとう重ゲーをプレイするに至ります。

(最初に参加したゲーム会は「重ゲー会」という名目でしたが私がプレイしたのはヌースフィヨルド・チケットトゥライドとどちらも中量級でした。)

その日は21時ごろから「SCYTHE サイズ 大鎌戦役」をプレイすることとなり、そんな時間からインストしてもらいました。

ゲームのルックスが素晴らしく、特に持ち主の方がフィギュアコマを塗装してあったので独特な世界観に魅了されました。しかし、ゲームの内容としてはやはりルール量が多く、ルールを守ってプレイすることに精いっぱいのうちに初回プレイは終わってしましました。

ゲームを終わるころには24時を回っていてそこまで深い時間までボードゲームをしたのは後にも先にもこの時が最後でした。

(もろもろが落ち着いたらボードゲーム合宿なんてのもしてみたいですね)

ただ、苦い思いだったかというとそうではなく、「ルールを理解しきれていないから自分の中でゲームとして成立していないのがわかるので、ルールを完璧に理解したうえで駆け引きを楽しんでみたい」という思いが強かったです。

幸い、「SCYTHE サイズ 大鎌戦役」はよくできたデジタル版(Steam)がありましたので、念願叶ってもくもくと自主練することができました。

最初は最弱のCPUにも苦戦していたのですが、回数を重ねるにつれて最強のCPU相手にもぶっちぎれる様になり、とうとうネット対戦に手を出しました。

総プレイ時間が200時間を超え、ネット対戦で上手い人のプレイを見ていくうちに定石がわかってきて、ある程度勝てるようになりレートランキングも200位以内にランクインしました。

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このころにはもうオフラインで対面ボードゲームで「SCYTHE サイズ 大鎌戦役」をやっても毎回勝てるようになり、「やり込んだ先にも対戦相手がいるゲームがやりたい」と思うようになりました。

 

■やってもやっても勝てないゲーム「アグリコラ」との出会い

次のやり込むボードゲームを求めていた私は、それまでに参加していたボードゲーム会がよく耳をしていたアグリコラのガチ勢は強すぎて一緒にやっても楽しくない」という話を信じ、アグリコラをプレイし始めました。

iOS版のアプリがあることを教えてもらい、対面でプレイする前に独学でデジタルでプレイ。

CPU戦でルールを覚えた後は、よく対面で遊んでいた面子で2~3人戦を連戦したり、オンラインタイマン野良戦で遊びました。

また、1戦を1週間程度かけてプレイするターンベースでのオンライン野良5グリでの5人戦デビュー。この時は5戦~10戦程度常に掛け持ちして、日常生活の中で通知が来るたびにアグリコラをプレイするといった状態でした。

そんな生活をしばらく続けていると身内の中ではほぼ負けなしの状態になりました。

その後は、ガッツリやり込んでるコミュニティのアグリコラ会に参加したり、Twitter募集のオンラインリアルタイム戦5グリに参加したり……といった感じが現在も続いています。不思議なことに、アグリコラを始めて1年くらいは異常に勝率が良かったのですが、最近はからっきし勝てなくなってしまいまし。また勝てる日が来ることを祈っています……。

 

■コロナ後のボードゲーム

アグリコラを始めてからは、基本的によく遊ぶ面子でアグリコラ」「マルコポーロの旅路」「バラージ」「オーディンの祝祭」「テラフォーミングマーズ」あたりをリプレイしつつ、新作や今までやったことのないタイトルをその時々で遊んでいくスタイルになりました。

コロナが日本にも広まり始めてからは対面でのボードゲームは自粛気味に。

それと反比例するようにiOSアグリコラが活発化し、リアルタイム戦5グリかなりプレイしました。(2020年は44戦)

時間ができたこともあり、ボードゲーム動画をいくつか投稿、そしてこのブログ開設につながっているわけです。

 

ボードゲームの魅力

ボードゲームを始めてから2年3か月経って、改めてその魅力を振り返ると、非常に月並みですがやはり「対面に人がいる」というところが大きいと思いますゲーム自体の面白さももちろんありますが、デジタルゲームとの差を考えた時に真っ先に挙がるのがこのポイントだと思います。デジタルのゲームだと、なまじ一人でもオンラインで対人戦ができてしまうため自分から意識的・能動的に動かないと人との繋がりは生まれにくいです(まして、オフで集まる機会はなかなか生まれないでしょう)。しかし、ボードゲームはプレイの前提として、対面である必要があるため、否応なしに「対面に人がいる」状態が出来上がります。なんだかんだ、共通の趣味を持つ人とコミュニケーションを取る、コミュニティが出来上がるというのは素晴らしいことで、そういった人たちと何気ない会話をしたり食事に行ったり、ボードゲーム以外の遊びをすることも楽しいわけです。

ボードゲームをプレイしに行く時点で、そういった広がりを持つ可能性がかなり高い、というのがボードゲームの最大の魅力なのかなと思います。

 

■おまけ:オープン会で怪しいお誘いを受けた思い出

ビフォアコロナのころは、オープン会に積極的に参加していました。

基本的にどれも楽しい思い出なのですが、一度だけヒヤリとしたことがありました。

その日のオープン会は初参加の方が来ていて、ボードゲームカタンだけプレイしたことがあるとのこと。

他の卓はもう始まっていたので、来たタイミングの関係でその人ともう一人でパッチーワーク(1対1)を20分ほどプレイ。

パッチワークを終えた後、その方は用事があるのでもう帰るといい雑談が始まりました。その中で私が年が近いことが判明し、「連絡先を交換してほしい」と頼まれ、LINEを交換。その後帰宅していきました。

ボードゲーム会に来て、パッチワークだけをプレイして連絡先を求めて帰っていく動きにかなりの違和感を覚え嫌な予感がしていたのですがそれが的中。その日以降プライベートなことに関する質問(仕事の内容など)のLINE次々と届き、オープン会主催者に相談したところ、参加の時点で「どんな層が参加しているかを気にしている様子だった」「普段、参加者にそんなことは聞かれたことがなかったので、かなり違和感があった」とのお話。その後、その人のSNSを掘ったところア○ウェイ関係の記事がいくつか……。

直接的な証拠はなかったのですが、「申し訳ないがラインはあまり返せない。またゲーム会であったら遊びましょう」といった旨をお伝えしました。しかし、その数日後、お食事のお誘いが……。怖くなってブロックし、その後その人とは一度も会っていません。

私は、周りにいつも遊んでいる面子がいて相談できる状態だったので良かったですが、初めて行くオープン会でこの動きに捕まってしまうと、周りの人間が感知できないところで勧誘されてしまうのでかなり危険だなと思いました。

 皆様も、オープン会に参加の際はご注意ください。

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